劇団役者とミュージカル体験塾アトリエコラボ公演、成功!

 5月8日(日)新生ふるきゃらの地下稽古場で、「ビバ!ZETUMETU危惧種・人」コラボ公演を行いました。1時と4時半の二回公演とも、広くない会場にぎっしり、100人近いお客様が集まって下さいました。既に公演を経験した塾生、中学生から60代が17人、劇団員は10人、それに生の下座演奏が4人という総勢31人の舞台でした。稽古は土曜、日曜などをつかっての5〜6回しか出来ませんでしたが、劇団員のプロらしい本気のとりくみに、塾生も影響されて、気合の入った舞台が作れました。
一部は豊島公会堂の舞台と同じ、豊かな「食」を求め世界に広がり、動物たちと同じような過酷なくらしを人々が寄り添いあって戦う原始人たちの場。二部は現代の日本のエピソード、ラストにむかっては改作され、被災された東北のゆたかな海を偲んで「チッソ・リンサン・カリ・魚」「海と山は兄弟さ」と勇壮な猟師たちのダイナミックな踊りから、瓦礫の原と化した東北の家々に、自分の巣がなくなったことも知らず戻ってくるつばめたちの話を加え「つばめ」を劇団員と塾生一緒になって歌い、客席の涙を誘いました。終演後帰りがけに「これ、東北の人たちに見せて欲しい」という声もいくつか。短い取組みでの成功!に皆ほっと胸を撫で下ろしました。

                                塾長 天城美枝
公演中の「♪生きてゆくのさ この町♪」はトップページ“音楽配信”よりお聞き下さい
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